今の仕事や職場に対して「コレじゃない感」を抱いたことってありませんか?
- なんとなく今の職種を選んだけど同じ毎日の繰り返しでつまらない…
- 最初は大企業志望だったけどベンチャーの方が華やかで楽しそうだ…
- 会社のファミリーっぽい空気感が段々自分には合わないと感じてきた…
仕事や人間関係に明確な不満があるわけでもないのに、ただなんとなくモヤモヤした気持ちを払拭できない…
私が転職活動に本腰を入れようと決めたのはこのモヤモヤの正体を突き止めたいからでした。
一度社会に出たことで自分自身の価値観も変わってきたのかもしれませんよね
転職活動はそんな「現在の価値観」を見直すきっかけになります
転職エージェントの存在は「いい会社に転職するため」には重要ですが「適性に合った仕事を選ぶため」には不十分です。
そこでオンラインで自己分析を深められるおすすめ適職診断テスト7選を紹介します。
転職という人生のターニングポイントを中途半端に終わらせないためにも、先ずは自分を知ることから始めましょう!
適職診断テストを受ける3つのメリット
年収がアップしただけでは「転職が成功した」とは言い切れません。
- 転職の優先順位をどうやって決めるか?
- どのような条件で応募する企業を絞り込むか?
- 大企業とベンチャーどちらを目指すべきか?
このように「仕事の目的」や「長期的なキャリアプラン」を見据えた上で本当に譲れない条件をクリアして初めて転職の成功といえます。
適職診断を受ける最大の目的は「転職において絶対に譲れない条件」を可視化することです。
闇雲に有名企業ばかり受けていた学生時代と同じ失敗を繰り返してはいけません
結果そのものよりも「結果をどう活用するか?」が重要です
転職活動を本格化する前に自己分析を深めておくことのメリットは大きく以下の3つがあります。
履歴書を作る時間の省略
履歴書や職務経歴書にある「自己PR」や「志望動機」ってなにから書いていいのかわかりませんよね…
普段は謙虚であることを求められるのに、転職でいざ強みや動機を聞かれても困ってしまいます…
白紙のフォーマットを渡されてもキーボードを打つ手がなかなか進まない…
こんなときに便利なのが適職診断ツールです。
適職診断なら履歴書や面接で使える「自己PR」「志望動機」のエッセンスを手に入れられます。
事前に診断結果を持っておくだけでレジュメ作りを大幅に時間短縮できるのでおすすめです。
現在の市場価値を客観的に知れる
仕事選びには「やりがい」も重要ですが、同時に「年収がいくらもらえるか?」も無視できない重要な問題です。
自分と同年代で同職種の人の年収っていくらくらいが妥当なんだろう?
プロとして仕事に向き合いたいからこそ年収にも妥協したくない…
転職サイトが提供するサービスには想定年収まで査定してくれる適職診断もあります。
市場価値を客観的に把握することで面接官に過小評価されることを防ぎ、転職活動を優位に進めましょう。
キャリアカウンセリングの効果を最大化する
転職エージェントとのキャリアカウンセリングには以下のメリットがあります。
- 第三者の客観的な意見を取り入れることができる
- 転職市場を熟知したプロから的確なアドバイスをもらえる
- 自身の潜在的な市場価値を最大限に引き上げてもらえる
特に初めての転職ではプロのアドバイスが非常に参考になります
いわば適職診断は精度の高いキャリアカウンセリングを受るための事前準備です。
あなたにとって「転職で絶対に譲れない条件」は何か?
エージェントの言いなりにならないためにも、先ずは自分自身を把握することが重要です。
登録不要の性格診断テスト3選
- 個人情報を入力するのが不安…
- いちいちアカウントを作るのがめんどくさい…
- とりあえずサクっと受けるだけでいい…
このような場合は登録不要の適職診断テストがおすすめです。
まだ転職をそこまで真剣に考えていない場合にも使えますね
中でも多くの人に利用されていて口コミ評判も高いオンライン適職診断3選をまとめました。
適職診断NAVI
たった5分で簡単にできる適職診断といえば適職診断NAVIです。
診断の特徴
「パーソナリティ」「キャリア価値観」「思考スタイル」に関する合計35問の質問に答えるだけで自分に合った具体的な職種を教えてくれます。
診断結果のURLをブックマークすればいつでも結果を見返せるので便利です。
また、キャリア志向性やパーソナリティ特徴といった診断結果は自己PR作りにも役立ちます。
こんな人におすすめ
- とにかく簡単にサクっと診断したい
- 具体的な職種までズバっと結果を出して欲しい
- 診断結果をいつでも見返せるようにしたい
16 Personalities性格診断テスト
海外で「当たりすぎてゾッとする」と評判の16 Personalities性格診断テストも試してみる価値アリです。
診断の特徴
別名マイヤーズ・ブリッグスタイプ指標(MBTI)とも呼ばれており、性格診断・キャリア適性診断として世界中で使われる診断です。
- 管理者型 (ISTJ)
- 擁護者型 (ISFJ)
- 提唱者型 (INFJ)
- 建築家型 (INTJ)
- 巨匠型 (ISTP)
- 冒険家型 (ISFP)
- 仲介者型 (INFP)
- 論理学者型 (INTP)
- 起業家型 (ESTP)
- エンターテイナー型 (ESFP)
- 広報運動家型 (ENFP)
- 討論者型 (ENTP)
- 幹部型 (ESTJ)
- 領事官型 (ESFJ)
- 主人公型 (ENFJ)
- 指揮官型 (ENTJ)
質問は全部で60問あり、所要時間はおよそ15分程度です。
世界中の人が受けているので「自分の性格タイプは世界に何%くらいいるのか?」や「同じ性格タイプのハリウッドスターは誰なのか?」といったことまでわかります。
こんな人におすすめ
- 海外でも当たると評判の適職診断を受けたい
- 自分の性格タイプがどのくらい珍しいのか興味ある
- 具体的な向いている/向いていない職業まで提案して欲しい
このサイトのデメリットとして公式サイトではキャリアに関する詳細な説明が英語のみという問題があります。
英語が苦手な場合は以下のIndeedの和訳解説記事を読むと「タイプ別おすすめ職業」が日本語で書かれているので参考にしてみてください。
BIG 5(ビッグファイブ)診断
ビッグ5診断は心理学者も推奨する性格診断です。
診断の特徴
120の質問に答えることで「外向性」「協調性」「勤勉性」「情動性」「創造性」の5つの心理尺度から性格を分析してくれます。
診断の所要時間は約15分です。
ビッグファイブ理論は性格心理学において最も有力な分析モデルとも言われ、あのメンタリストDaoGoさんの動画でも度々紹介されています。
こんな人におすすめ
- 心理学的にも信憑性の高い性格診断を受けたい
- 自分の最も特徴的な性格が何なのか知りたい
- 現在のストレス状況を加味した診断結果を得たい
転職サイトの適職診断テスト4選
- 自分の適性やスキルに合った求人に応募したい
- 自社の社風や求める人物像に合った人を採用したい
「求職者」と「企業」2つのニーズを満たす目的で無料の適職診断テストを提供する転職サイトが増えています。
転職サイトに登録する手間はありますが、有料級の適職診断を無料で受けられるのは魅力です
「適正な年収相場」や「相性のいい上司/部下」など仕事に関連する結果を得られます
なかでも実際に使ってみて有益だと感じたおすすめ適職診断テスト4選を紹介します。
ミイダスの市場価値診断
ミイダスの市場価値診断では膨大な転職実績データから現在の職歴と保有スキルを基に適性年収を査定してくれます。
診断の特徴
ミイダスはが提供する適職診断は全部で3つあります。
- 市場価値診断
- コンピテンシー診断
- パーソナリティ診断
中でも市場価値診断はガイドに沿って基本情報を入力するだけで適性年収を査定してくれる便利なツールです。
しかも、診断後は実際にオファーを出してくれる企業情報まで教えてくれるので「今の市場価値」を把握するのにとても役立ちます。
その他にも相性のいい上司のタイプを教えてくれるコンピテンシー診断や、生まれ持った性格(強み・弱み)を教えてくれるパーソナリティ診断が全て無料で利用できます。
こんな人におすすめ
- 転職した場合の想定年収を知りたい
- 市場価値に基づいて転職活動をしたい
- 相性のいい上司/部下のタイプを知りたい
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doda(デューダ)のキャリアタイプ診断
dodaは転職サイトのなかでも最も幅広い適職診断サービスを提供しています。
診断の特徴
dodaに登録するだけで6つの適職診断を無料で受けることができます。
- キャリアタイプ診断
- エゴグラム適職診断
- 転職タイプ診断
- 「自己PR」発掘
- 人気企業300社の合格診断
- 年収査定
なかでもキャリアタイプ診断は転職活動向けの自己分析に特化した診断テストです。
性格だけでなく「能力思考」「仕事スタイル」「企業風土」など様々な視点から仕事の適性を分析してくれます。
また、職務経歴書自動作成ツールの「レジュメビルダー」と併せて使えば職務経歴書作りに困ることはありません。
こんな人におすすめ
- 転職活動に特化した適職診断を受けたい
- 複数の診断ツールを使って多角的に自己分析を深めたい
- 面倒な職務経歴書を短時間で効率的に作成したい
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リクナビNEXTのグッドポイント診断
無料版ストレングスファインダーとも言われるリクナビNEXTのグッドポイント診断もおすすめです。
診断の特徴
グッドポイント診断では18種類の中から最も適性と近い5つの強みを知ることができます。
293問の志向性に関する質問に回答するのに20分ほどの時間を要しますが、その分精度も高い診断です。
「自分の強み」だけでなく「その強みが活かせる場面」まで詳細に教えてくれるので自己PRを作りこむのにこれほど適した診断テストは他にありません。
こんな人におすすめ
- 自己PRを作りこむのに必要な診断結果を得たい
- 「得意」を活かした仕事探しをしたい
- ストレングスファインダーに興味があるけど有料なのがネック
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マイナビキャリレーション適性チェックリスト
事務職限定で適性を知りたいならマイナビキャリレーションの適性チェックリストを利用しましょう。
診断の特徴
医者やパイロットなど、適職診断の結果「いまさら目指せない職業」に適性があるといわれても困りますよね…
マイナビキャリレーションの適性チェックリストなら事務職に限定してジャンル別の適性を診断してくれます。
- 一般事務
- 営業事務
- 貿易事務
- 学校事務
- 総務事務
- 人事事務
- 医療事務
これらの7種類のなかで自分の適性に合う事務職はどれなのか?
簡単な診断だけならチェックリストの記事を読むだけなので転職サイトへの登録は扶養です。
こんな人におすすめ
- 事務職への転職に興味がある
- 事務職に限定して適性をチェックしたい
- 登録ナシでも適性を診断したい
適職診断テストは上手に活用しよう
残念ながら、転職のチャンスは人生でそう何度もやってくるものではありません。
世間知らずだった学生の頃と同じ失敗を繰り返すことだけは何としても避けたいですよね。
転職先では仕事内容も職場の人間関係も充実した生活を送りたいです
そのためにも自身の適性を見極めた上で転職活動するようにしましょう
当たり前ですが適職診断の結果はあくまで参考情報に過ぎません。
私も転職の際は様々な適職診断を受けましたが、その診断結果を鵜呑みにして業界や職種を決めたりはしませんでした。
日々の自分と向き合い、価値観を一つ一つ棚卸ししながら最終的には自分自身の判断で転職の軸を固めることが重要です。
その点を勘違いせず、あらゆる可能性の中から最適な選択肢を見つけるよう心がけましょう。
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