ビズリーチはビジョナル株式会社の傘下にある株式会社ビズリーチが運営するハイクラス向け転職サイトです。
そんなビズリーチにはハイクラス会員とタレント会員という2種類の会員属性が存在します。
やっぱハイクラス会員の方が選考で優遇されるんですかね?
会員属性よりも実は会員ステージで大きな差が設けられているよ
ビズリーチでは有料会員をプレミアムステージ、無料会員をスタンダードステージと呼びます。
パターン | 会員属性 | 会員ステージ |
---|---|---|
1 | ハイクラス | プレミアムステージ |
2 | ハイクラス | スタンダードステージ |
3 | タレント | プレミアムステージ |
4 | タレント | スタンダードステージ |
この4つの会員クラスパターンでそれぞれ待遇にどのような差があるのかを解説します。
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ビズリーチのハイクラス会員とタレント会員の違い
ビズリーチではハイクラス会員/タレント会員といった区分けを「会員属性」とし、有料会員/無料会員を「会員ステータス」としてそれぞれ定義しています。
- 会員属性
-
新規会員登録時に、登録内容をもとに、「現在の年収」を含むビズリーチ独自の審査基準により決定される会員の方の属性です。
- 会員ステータス
-
ビズリーチのサービスは、無料でご利用いただくことも可能ですが、それぞれの会員ステータスにより利用可能なサービスの幅が大幅に異なります。
引用元:ビズリーチ-“Q&A”
まずはこの2種類の定義を頭に入れた上でハイクラス会員とタレントクラス会員の違いを調べるとスムーズに理解できます。
一目でわかる!ビズリーチの会員クラス比較表
ビズリーチのハイクラス会員とタレント会員の違いを会員ステータスの違いとあわせて比較表にまとめました。
タレント会員(無料) | タレント会員(有料) | ハイクラス会員(無料 | ハイクラス会員(有料) | |
---|---|---|---|---|
会員ステータス | スタンダードステージ | プレミアムステージ | スタンダードステージ | プレミアムステージ |
金額 | 無料 | 30日間コース 3,278円(税込) | 無料 | 30日間コース 5,478円(税込) |
スカウト | プラチナスカウトのみ閲覧・返信可能 | 全てのスカウトの閲覧・返信可能 | プラチナスカウトのみ閲覧・返信可能 | 全てのスカウトの閲覧・返信可能 |
求人 | 検索・閲覧はできるが企業は非公開 | ハイクラス限定を除く全ての求人の検索・閲覧、応募が可能 | 検索・閲覧はできるが企業は非公開 | 全ての求人の検索・閲覧、応募が可能 |
ヘッドハンター | 自分からは相談できない | ハイクラス限定を除く全てのヘッドハンターに相談可能 | 自分からは相談できない | 全てのヘッドハンターに相談可能 |
会員属性より会員ステータスの方が重要?
あれ、こうして見ると無料会員の場合はハイクラスもタレントも待遇が一緒では…?
そう、実はサービスの内容は会員属性ではなく会員ステータスで差別化されています
ビズリーチのサービスを無料で使う場合はハイクラス会員もタレント会員も差はありません。
ハイクラス会員はメリットない?
プレミアムステージ(有料)になると、ハイクラス会員とタレント会員で以下の差があります。
タレント会員 | ハイクラス会員 | |
---|---|---|
審査基準 | 年収750万円未満 | 年収750万円以上 |
金額 | 30日間コース 3,278円(税込) | 30日間コース 5,478円(税込) |
スカウト | 全てのスカウトの閲覧・返信可能 | 全てのスカウトの閲覧・返信可能 |
求人 | ハイクラス限定を除く全ての求人の検索・閲覧、応募が可能 | 全ての求人の検索・閲覧、応募が可能 |
ヘッドハンター | ハイクラス限定を除く全てのヘッドハンターに相談可能 | 全てのヘッドハンターに相談可能 |
- ハイクラス限定(年収1,000万円以上)の求人を閲覧、自ら応募できる
- ハイクラス専門のヘッドハンターに相談できる
ビズリーチは元々、年収1,000万円以上の求人のみを扱うハイクラス専門の転職サイトとしてサービスを開始しました。
その後、ビジネスを拡大していくにあたってターゲットを年収600万円以上くらいのミドル層まで広げた経緯があります。
なるほど、だから今でも年収1,000万円以上の求人を分けて取り扱っているんですね
- 大企業の管理職クラス
- 外資系企業のスペシャリスト
- スタートアップの経営幹部
こういった一介のサラリーマンとは違うルートで求職する人もビズリーチに登録していると思うとサービスに差を設けるのも納得がいきます。
一方で、スカウトの利用という面ではハイクラスとタレントで違いはありません。
つまり自身の市場価値を使ってスカウトを受ける場合はタレント会員でも十分キャリアアップ可能ということです
タレント会員だと選考に不利なこともある?
ビズリーチはただの求人紹介ではなく、ハイクラス人材データベースを企業に提供するプラットフォーマーです。
高品質なデータベースを維持するには会員との信頼関係は不可欠といえます。
そのため、ビズリーチでタレント会員が転職活動や選考で不利に扱われることは絶対ありません。
- 即戦力を求める企業は会員属性よりも職務経歴や保有スキルを重視する
- 会員属性は「現在年収」で決まるが企業の評価は「市場価値」で決まる
- タレント会員でもスカウトの利用範囲はハイクラスと変わらない
- タレント会員を不利に扱うメリットがビズリーチにない
- ビズリーチにとって1番重要なのは会員との信頼関係
登録の際に現在年収を多めに言ってハイクラス会員になる必要は全くないですよ
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タレント会員がプレミアムステージ(有料)にするメリットは?
タレント会員でもプラチナスカウトをもらえるスキルや実績さえあればスタンダードステージ(無料)でも十分転職は可能です。
でも中には「そこまで自信満々で登録したわけではない…」という人もいるのではないでしょうか?
英語も話せないし、プログラミングみたいな技術もない場合は少し不安ですね…
その場合は思い切ってプレミアムステージにグレードアップしてもいいかもしれませんね
プラチナオファーは送れる回数が限られているので企業やスカウトも慎重です。
プレミアム会員になるとその情報が企業やヘッドハンターからも見える化され「この人は真剣に転職活動をしているに違いない」と認識されやすくなるメリットがあります。
タレント会員でプレミアムステージ(有料)を利用した体験談
私は実際に転職活動をするとき、タレント会員でプレミアムステージ(有料)を利用しました。
私の場合、転職先を決める前に辞表を出してしまったので時間がなかったのが主な理由です。
- 時間にあまり余裕がないので短期集中で転職活動を終えたい
- 他の登録者よりも真剣に転職活動していることをアピールしたい
- 希望する企業からプラチナオファーが本当に届くか不安
- せっかく魅力的な企業から届いたオファーが通常のオファーだった
- 業界や職種を変えることも含め幅広い選択肢から次の道を見つけたい
このような目的でビズリーチに登録した人はプレミアムステージ(有料会員)を試しに使ってみることをおすすめします。
実際にタレント会員でプレミアムステージ(有料)を利用した結果、多くのプラチナオファーを得ることが出来ました。
有料にした期間はほんの1-2ヶ月程度で、転職活動が終わったらいつでも止められるので費用対効果は高いと思います。
ビズリーチのハイクラス会員とタレント会員の違いまとめ
ハイクラス会員がいいか?タレント会員は不利か?
このような会員属性の良し悪しを議論することにあまり意味はない気がします。
ビズリーチの会員属性(ハイクラス/タレント)と会員ステータス(プレミアム/スタンダード)の組合せによる待遇の違いを理解した上でそれぞれの転職ニーズに合った使い分けをすることが重要です。
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