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【立場逆転】副業解禁でサラリーマンのメリット急拡大?自営業のデメリットが浮き彫りに…

【立場逆転】副業解禁でサラリーマンのメリット急拡大?自営業のデメリットが浮き彫りに…
フリーランスはオワコン?
この記事のまとめ

終身雇用も終わり、年功序列も崩壊しつつある…

そんな時代はサラリーマンより自営業の方が生きやすい?

自営業と比較したサラリーマンのメリット・デメリット最新版を解説します!

「働き方改革」と「コロナ」がもたらした変化とは?

以下のような比較を目にしたことはありませんか?

サラリーマンのメリット
自営業のメリット
  • 安定した収入の確保
  • 固定した休みの確保
  • 国内外へ出張・駐在
  • 会社の信用を使える
  • 手厚い福利厚生
  • 努力次第で上限の無い収入
  • 自由な時間の確保
  • 場所に縛られない生き方
  • 個人の名前を売れる
  • マイペースなライフスタイル

私も新卒の頃は、SNSで自由を謳歌している(ように見える)フリーランスが羨ましいと思っていました。

しかし近年は自営業と比較したサラリーマンのメリットが拡大してきています。

まなぶ

働き方改革で過重残業やセクハラ・パワハラはかなり是正されてきていますよね

すすむ

さらにはコロナの影響でIT業界以外にもリモートワークが拡大してきています

実際私は大企業でサラリーマンをしていますが、フリーランスとの差をほとんど感じないくらい自由を確保できています。

そこでコロナ以後の動向を踏まえたサラリーマンのメリット・デメリット最新版を解説します。

特にリモートワークの拡大はサラリーマンにとって嬉しい誤算でした!

目次

サラリーマンのメリットをデータで解説

サラリーマンのメリットをデータで解説
  • 一度しかない人生なのに会社にこき使われていいの?
  • ブラック企業に搾取されてかわいそう…
  • 会社なんて辞めて好きなことして生きていこうぜ!

SNSなどではよくこのようにサラリーマンは不自由の象徴として引き合いに出されています。

でも平均的なサラリーマンは本当に言うほど不自由なのでしょうか?

まなぶ

SNSはネガティブに偏った発信の方が拡散されやすいですよね…

すすむ

一部の人の発信よりちゃんと統計データを確認したほうがいいですよ

実際に公益社団法人年金シニアプラン総合研究機構による「第6回サラリーマンの生活と生きがいに関する調査」の資料を読んでみると全く違った結果が出てきました。

サラリーマンの満足度調査:自由時間の有無について
データ引用元:J-Stage-” 第6回サラリーマンの生活と生きがいに関する調査 “

結果を見ると78%のサラリーマンが自由時間は十分にある・まあまあと回答していることがわかります。

確かに私が新卒で入社した当時はサービス残業が当たり前に横行していたり、働きすぎで体調を壊す人もちらほら見受けました。

しかし最近は働き方改革により過重残業やパワハラが是正されサラリーマンの働く環境は大幅に改善しています。

特に2017年に閣議決定された「働き方改革実行計画」以前と以後ではテレワークや副業に関する企業の考え方が大幅に変化しました。

テレワークは、時間や空間の制約にとらわれることなく働くことができるため、子育て、介護と仕事の両立の手段となり、多様な人材の能力発揮が可能となる。副業や兼業は、新たな技術の開発、オープンイノベーションや起業の手段、第2の人生の準備として有効。

引用元:首相官邸-“働き方改革実行計画”

2017年以前にフリーランスに転身した人がいう「サラリーマンは不自由だ」という主張はもうあてにならないかもしれません。

安定と自由は共存可能

「サラリーマンの安定とフリーランスの自由どちらを選ぶのか?」

ネット上で良く見るサラリーマン(安定)VSフリーランス(自由)という構図ですが、そもそもなぜこの2つは対立させる必要があるのでしょうか?

まなぶ

経済的に安定した方が余暇を使って自由に挑戦できる気もしますよね

すすむ

特に副業が解禁になって以降は両者の境目が曖昧になってきている気がします

以下の動画でキングコング西野さんが語っている「サラリーマン最強説」は非常に説得力があります。

https://www.youtube.com/watch?v=Bu0hhZnDkuI

つまり「安定した収入を得ること」と「自由な時間を得ること」はそもそも二者択一ではないということです。

情報商材へ誘導するための煽りかも?

サラリーマンのデメリットを強調してフリーランスのメリットを前面押し出す人のタイプには大きく3種類あります。

  1. 実際にブラック企業で働いている人の体験記
  2. 過去にサラリーマンとして不自由を味わった人の思い出話
  3. 情報商材に勧誘したい人の宣伝文句

特に警戒すべきは3つ目の情報商材のPRとしてサラリーマンのデメリットを誇張している人です。

まなぶ

SNSの怪しいインフルエンサーにはくれぐれも注意してください

すすむ

ブラックな職場で悩んでいる場合は脱サラより先に転職を検討しましょう

私自身も転職前までは過労死レベルの残業を経験し、フリーランスの甘い言葉に誘導されかけていました。

でも、ひとたび転職すると労働環境が驚くほど改善され、これまでの悩みはなんだったのかと思ったほどです。

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自営業と比較したサラリーマンのデメリットとは?

自営業と比較したサラリーマンのデメリットとは?

ホワイト企業への転職に成功した私は現在、以下のような労働環境でサラリーマンを続けています。

  • 副業OK
  • 緊急の場合を除いてフルリモート(出勤は2-3ヶ月に1回程度)
  • 残業ほぼゼロ時間
  • 有給休暇20日間100%消化
  • ボーナス年間およそ6ヶ月
まなぶ

これだけ好条件だとサラリーマンでも相当な自由時間を確保できますね

すすむ

それでも自営業(フリーランス)が羨ましいと思うことが時々あるよ

ホワイト企業のサラリーマンですら感じる自営業と比較したデメリットとは?

実例を交えて解説します。

働く場所の自由

私は現在フルリモートで働いていますが、緊急の時には出社することもあるので都心から離れることは出来ません。

また、会社の機密情報を扱うときや研究開発に携わる場合はどうしてもオフィスでの業務を余儀なくされます。

まなぶ

所属する業界や職種によってはリモートを認められない場合もまだまだあります

海外も含めてノマド的な働き方をするにはまだサラリーマンには限度があるといわざるを得ません。

但し、今後さらにワーケーションやサテライトオフィスなど新しい働き方が拡大する可能性はあるので、フリーランスとの差が埋まるのは時間の問題かもしれません。

平日・オフシーズンの外出

コロナ後であっても以下のような休日の考え方まではあまり変わっていません。

  • 週休2日制
  • 年間休日120日程度
  • 年間有給休暇20日間程度
  • 土日、祝日、お盆、正月の一斉休暇

特に平日やオフシーズンなど人出の少ない時期を狙って外出・旅行するのはサラリーマンよりフリーランスが有利です。

すすむ

オフシーズンの旅行は人も少ないし旅費も安く済むので羨ましいと感じます

但しフリーランスの場合は休めば休むほど収入が減ってしまうデメリットもあるのでその点は一長一短あります。

給料が上がりにくい(但し副業は別)

大企業の中には成果主義、ジョブ型雇用を取り入れて従来の年功序列を抜本的に改革しようとしているところもあります。

しかしそういった動きはほんの一部に過ぎず、未だに多くの企業では年功序列が主流です。

まなぶ

なんで仕事をしていない中年社員が毎日残業しているボクより高い給料なんだ…

また、サラリーマンの給料はボーナスへの依存度が高いため会社の業績に左右されるリスクもあります。

副業でもしない限り、この不公平感が埋まることはないでしょう。

個人の名前で活動しづらい

副業収入を得られれば「給料が上がりにくい」というサラリーマンのデメリットはクリアできます。

但し、副業していることはできる限り社内バレしないよう隠すのが鉄則です。

すすむ

副業で稼いでいることがバレると同僚からの嫉妬を買ってしまうリスクがあるからです

このような制約があるとどうしてもサラリーマンはフリーランスと比べて個人の名前で活動しづらいのが現状です。

ブログやYouTubeで顔出し・名前出しで活動したい場合はフリーランスの方が有利かもしれません。

倒産・リストラのリスク

日本のサラリーマンは法律に守られていて世界的にもリストラが少ないことで有名です。

とはいえ、その保護が及ぶ範囲も無限ではありません。

まなぶ

ここ数年は子供の頃から知っている有名企業が経営危機に陥るニュースをよく見かけます

すすむ

今いる会社だって10年後も変わらず存続している保証なんてどこにもありません

サラリーマンの最大のデメリットは会社の倒産やリストラで一気に生活が崩れることです。

「サラリーマンは一生安泰」なんて神話を信じて努力を怠ると、市場価値の無くなる中年になった頃に突然はしごを外されるなんてことも…

そうならないよう、サラリーマンといえども日ごろから自己研鑽をして「他所にいっても通用するスキル」を身につけておく必要があります。

サラリーマンのメリットを最大化する3つの要素

サラリーマンのメリットを最大化する3つの要素

私がサラリーマンのメリットを最も意識したのは転職に成功したときです。

  • 若くて体力のあるうちにプライベートの時間を犠牲にしてでも働いて成長したい
  • 技術の進歩によって市場が変化する中でなるべく成長分野に身をおきたい
  • 子供ができたのでワークライフバランスを充実させて家族と過ごす時間が増やしたい

転職はこのような内面から出てくる「軸」に基づいて主体的に会社を選ぶという実感があります。

まなぶ

市場価値を認められたという「成功体験」は自信にもつながります

すすむ

上司や同僚との人間関係が悪くなっても「逃げる」カードがいつでも使えると安心ですしね

新卒で入社した会社では残業が多く、上司との関係もうまくいかずで典型的な社畜でした。

そんな私がサラリーマンのメリットを最大化するために転職で重視したの条件は以下の3つです。

副業解禁

今どき本業に支障が無い限り副業禁止を就業規則等で公然と示す企業は避けるべきです。

そもそも終身雇用が崩壊してしまっているのに、一方で働き方の多様性を認めないなんて都合が良すぎませんか?

  • ゼロから価値を生む実践的なスキルを養える
  • 会社とは別の収入元を得られる
  • 好きなことを仕事に出来る

これらの理由からサラリーマンのメリットを最大化するに副業は欠かせないパーツです。

ライフワークバランスの充実

サラリーマンをしながら副業をするには本業にある程度の時間的な余裕があることが不可欠です。

  • 月の残業時間が20時間以下
  • 有給休暇消化率が50%以上
  • フレックス制度完備

このくらいのライフワークバランスが取れていれば副業するメリットを十分享受できます。

すすむ

求人に応募する前に企業クチコミサイトでこれらの労働環境をチェックしておきましょう

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リモートワーク

サラリーマンのメリット最大化を決定付けたのは近年急激に拡大したリモートワークです。

  • 毎朝満員の通勤電車で消耗する必要が無い
  • 無駄な会議や残業が減り生産性向上
  • 家族と過ごす時間が増え幸福度アップ

とにかくリモートワークがもたらした働き方の改善点を挙げだしたらキリがありません。

サラリーマンはメリットが「安定」はもう古い!

  • 安定した給料
  • 手厚い福利厚生
  • 厚生年金と社会保険

これらがサラリーマンのメリットとされていたのは年功序列と終身雇用が保証されていた過去の話です。

まなぶ

これからは「成長」や「挑戦」がサラリーマン人生を充実させるポイントですね

すすむ

会社の経営危機にも「副業」や「転職」などでリスク回避できるサラリーマンを目指しましょう

多様な働き方が普及した今、サラリーマンと自営業のメリット・デメリットを再定義する必要があります。

今いる会社はメリットを最大化する環境が整っているのか?

この記事が先の長いキャリアを見つめ直すきっかけになれば幸いです。

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