オープンワークはオープンワーク株式会社が運営する企業口コミを中心とする転職・就職のための情報プラットフォームです。
企業の口コミサイトとして有名なオープンワークですが、web履歴書を登録すると気になる企業からオファーをもらえるスカウト機能もついています。

企業の口コミを見るだけじゃなくオープンワークを使った転職もできるんですね



実は口コミサイトと連動しているオープンワークならではの強みもあるのよ
なぜオープンワークのスカウトが良質なのか?
Web履歴書はどのように書いたらいいのか?
実体験の基づいてオープンワークのスカウトを使うメリットとWe履歴書の書き方のコツを解説します。
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オープンワークのスカウト機能とは?
オープンワークのスカウト機能を始めて知った、という人はまずオープンワーク公式YouTubeチャンネルの企業向け説明動画が参考になります。
要約するとオープンワークのスカウトについて2つのメリットが強調されています。
- 企業から気になる求職者に対して直接スカウトメールを送ることができる
- 企業の口コミを見た求職者が応募するのでミスマッチが少ない



確かに、口コミが悪い会社にはそもそも応募しませんもんね



企業の内情や社風を理解した上で応募するからとても合理的なのよ
動画は企業に対するメッセージですが、求職者の目線に置き換えてもメリットが伝わる内容です。
オープンワークから良質なスカウトが届きやすい2つの理由


私の個人的な実体験としても、オープンワークからは本当に良質なスカウトが届きます。
実際に以下のような企業からスカウトが届きました。
- 働きがいのある会社ランキング上位の常連企業
- GAFAなどの有名な外資系企業
- 口コミ総合評価の高い戦略コンサル会社



どれも転職希望者が1度は憧れる有名企業ばかりじゃないですか!



それには企業クチコミサイトであるオープンワークならではの理由があります
ブラック企業はスカウトを送りづらい
他の転職サイトに登録して、以下のような思いをしたことがありませんか?
- 全然希望していない企業からたくさんオファーが届いた
- 断ったのにしつこくメールや電話がきてめんどくさい
- 会社の評価を口コミサイトで調べたらブラックっぽかった
人気がなかったり労働環境がブラックだったりすると離職率が高いため慢性的に人手が不足します。



そういう企業は応募者を増やすための募集告知としてオファーをたくさんばら撒く傾向があります
一方、ブラック企業がオープンワークでスカウトメールを送ってもすぐに内情がバレてしまうので効果がありません。
こうして質の低いオファーが自動的に排除できるのがオープンワークでスカウトを受ける大きなメリットです。
口コミの良い企業が優遇されている
もう一つのポイントはオープンワークが口コミの良い企業のスカウトを積極的に優遇していることです。
オープンワークの公式ページには、スカウト機能を利用したい企業向けに以下のような説明が書かれています。
Q. スカウト送信件数に上限はありますか?
A. はい、あります。総合スコアと送信上限数が連動しており、評価スコアが高い企業ほど多くのスカウトを送ることが可能です。毎月月末の評価スコアで翌月の送信件数が決まります。
引用元:OpenWorkリクルーティング-“よくあるご質問”



つまり、口コミ評価が高い企業ほどスカウトを送りやすく、逆に低い企業はスカウトの幅も制限されているんですね
働く環境の改善と良質な人材流入の相乗効果
オープンワークのスカウトで特に画期的なのは口コミ評価とスカウト機能の幅を連動させた点です。


これにより、企業は自社の働く環境を改善するインセンティブが生まれ、より良質な人材獲得と相乗効果を生むことが期待できます。
オープンワークのWeb履歴書の書き方コツ


オープンワークのWeb履歴書は、他の転職サイトで登録するような職務経歴書とは違い、あまりカッチリとしたフォーマットがありません。



こんな少ない情報量で本当に有名企業からスカウトなんて来るんですか?
例えばスカウト制で有名なビズリーチで企業からもらうスカウトは書類審査の通過(面接確約)を意味します。
一方、オープンワークから来るスカウトはあくまで「選考に進むための事前コンタクト」でしかありません。
なのでオープンワークのWeb履歴書は事実をシンプルに記載するにとどめるのがコツです。
特に会社名、在籍期間、職務内容といった客観的な事実を中心に書き、自己PRや転職理由といった主観部分に力を入れる必要はありません。
その後、たいていの場合は詳細な職務経歴書を送るよう要求されるので、そこで応募企業に合わせた志望動機や自己PRを作りこみましょう。
Web履歴書をアップする際の注意点
オープンワークの利用規約にはWeb履歴書について以下のように記載されています。
第7条:スカウトについて
スカウトとは求人企業や就職・テンショクエージェントが本サービス上で保存したWeb履歴書のうち、個人が特定できる情報(氏名、フリガナ、電話番号、メールアドレス等)を含まない情報を閲覧・利用し、当該ユーザーが求人条件に該当すると判断された場合に応募のオファーが受けられるオプションサービスです。
引用元:OpenWork-“利用規約”



一応、現職の企業にばれないようにはなっているみたいですね



でも利用規約ってそこまでしっかり読み込まないしちょっと不親切かな…
オープンワークにWeb履歴書の取り扱いやスカウトの情報開示ポリシーがやや不明確だと感じます。
今後はQ&Aページを設けるなどしてもっと安心して詳細なWeb履歴書をアップできるよう改善して欲しいですね。
オープンワークのスカウトが意外と使える理由まとめ
オープンワークが取り組む「企業口コミ」と「スカウト」の融合は今後の発展を期待できる新しい採用のカタチです。
一方で、オープンワークは短期集中の転職活動には向いていません。



スカウト数はまだまだ少ないですし、選考のサポートも限られています
「とりあえず登録しておいて、いい企業からスカウトがきたら考えよう」くらいの熱量で転職活動をする人にはおすすめです。
一方で、「忙しい日々の業務と平行しながらスカウトでキャリアアップを成功させたい」という場合はスカウトの質・量共に業界トップクラスのビズリーチを平行して使うことをおすすめします。
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