ビズリーチはビジョナル株式会社の傘下にある株式会社ビズリーチが運営するハイクラス向け転職サイトです。
創業間もないビズリーチはどうして短期間に急成長を果たしたのか?
それはビズリーチが従来の常識を破って企業が主体となって転職希望者にアプローチするダイレクト・リクルーティングを採用したからです。
ダイレクトリクルーティング?
要するに企業が転職希望者の職務経歴書を見て主体的にスカウトする採用手法のことさ
え、じゃあ今の会社がボクの職務経歴書を見つけちゃう可能性もあるってことですか?
もちろんセキュリティは万全だけど、リスクがゼロとはいえないかな
そこで、ビズリーチに登録していることが会社にばれるリスクと身バレ対策を解説します。
但し、ばれるのが怖いからといって転職の可能性を狭めるような対策は厳禁です!
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ビズリーチに登録したことが会社にばれる原因とは?
ビズリーチに登録しても以下の個人の特定につながる情報は企業やエージェントには非公開にされています。
- 氏名
- 電話番号
- 生年月日
- メールアドレス
ただし、個人情報が非公開なら安心か?というとそうでもありません。
ビズリーチの主軸であるスカウトを受けるには以下の情報を必ず公開する必要があるからです。
- 職務経歴書
- 現在の業種・職種
- 現在の会社名
- 現在の役職/部署
- 年齢
- 学歴
これらの情報は企業が人材の「即戦力」性を評価するのにどうしても必要なのです
企業目線で人材データベースがどのように使われているか?はビズリーチのYouTubeチャンネルにある動画を見るとイメージがつきます。
これだけの情報を閲覧されれば、経歴が特殊だったり、会社の規模が小さかったりすると今の会社の関係者が見たら特定されやすいことが容易に想像出来ます。
ビズリーチに登録したことが会社にばれないための対策まとめ
ハイクラス人材データベースを維持するには転職希望者が安心して登録できる環境が不可欠です。
ビズリーチにとって、企業だけでなく転職希望者との信頼関係も重要ですからね
ビズリーチでは転職希望者が今の会社にばれずにスカウトを利用できるよう2つの機能を備えています。
この2つの機能を確実に使い、更に登録者自身も最低限の注意を払うことが会社にばれずに転職活動を進めるために最低限必要なことです。
企業ブロック機能を使う(関係会社も含め!)
まずやるべきことは企業のブロック設定です。
登録する時点でブロックする企業を設定できるので、現在所属している会社を選んでブロックしましょう。
大企業に所属している場合は関係会社も含めてブロック設定することをおすすめします。
例えば、ソニーと検索するとこのようにたくさんの関係会社が出てきます。
それぞれ別の会社でも、人事同士でつながっている可能性もあるので、左上の「このページに表示されているすべての企業をチェックする」にチェックをしましょう。
関係会社への転職を希望する人は少ないと思うので、すべてブロックしても転職機会を狭めることにはなりません。
返信時に名前を伏せる
登録時は「氏名」「電話番号」「生年月日」「メールアドレス」については非公開ですが、以下の場合は情報が公開されます。
注意
下記の場合には、「氏名」「メールアドレス」「電話番号」「生年月日」も公開されます。
・求人へ応募された場合
・スカウトへ返信される際に「名前を表示」「連絡先を表示」にチェックを入れたままの場合
引用元:ビズリーチ-“Q&A”
さすがに所属する会社の求人に応募することはないですし、転職エージェント経由で所属会社にばれることも基本ありません。
でも、転職エージェントもう少し信頼関係を作ってから個人情報を公表したい…
そういう場合は最初の返信では以下の2つのチェックボックスを外してから送信することをおすすめします。
会社のパソコンでビズリーチにログインしない
ビズリーチといえど、登録者の不注意による情報漏えいまでは防げません。
- 職場のネットワークを使ってビズリーチにログインする
- 会社のパソコンを使ってビズリーチにログインする
- ビズリーチを利用していることを同僚に話してしまう
意外とこういった油断が会社にばれる原因だっりするので注意しましょう。
ビズリーチでやってはいけない間違った身バレ対策
企業ブロック機能を使い、職場での口を慎めばビズリーチに登録したことが会社にばれることはありません。
それよりも問題は間違った身バレ対策を過度にやりすぎてしまうことです。
間違った身バレ対策って具体的にどんなことですか?
それはズバリ、スカウトの機会を狭めてしまうような対策さ
ビズリーチの魅力はスカウト制を利用して効率的に転職することなので、スカウトの可能性を狭める対策は本末転倒です!
職務経歴書をあいまいに書く
身バレが怖いからといって職務経歴書を曖昧にすることは絶対にやってはいけません。
なぜなら職務経歴書は企業に対してあなたの市場価値を証明する唯一の情報だからです。
- 現在/過去の所属会社名や部署名を書かない
- 具体的な実績・成果を明記しない
- 大学卒業以降の経歴を曖昧にする
このような職務経歴書の書き方をしたらビズリーチを利用して転職することの魅力が半減するので注意してください。
ヘッドハンターをブロックする
企業だけでなく優秀なエージェントとマッチングできることもビズリーチの魅力です。
そんな可能性を狭める「ヘッドハンターブロック機能」は多用するべきではありません。
- 全く希望と異なる求人ばかり紹介してくる
- 口調が高圧的で相性が合わない
- 断ってもしつこく連絡してくる
ヘッドハンターのブロック機能はあくまでこういったエージェントを選別する目的として利用しましょう。
ビズリーチの魅力を損なうリスク vs 会社にばれるリスク
私がビズリーチに登録したのは、少なからず当時の会社や現状の待遇に不満を持っていたからでした。
会社にばれることよりビズリーチの魅力を100%引き出せずに転職を終えてしまうことの方がよほど大きなリスクです。
会社選びはとても重要な決断なので、妥協しない方がいいですよ
特に職務経歴書はしっかりと充実させて、自身の市場価値がどこまで通用するのかチャレンジしましょう
スカウト制の魅力を損なってまで会社にばれるリスクをゼロにする必要はありません。
もし本当にばれるリスクを最小現にしたい場合は、スカウト制の転職サイトではなく、サーチ型の転職サイトで自ら企業にアプローチするか、転職エージェントとマンツーマンで転職活動をする方がいいかもしれません。
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