doda(デューダ)は人材大手のパーソルキャリアが運営する転職サイトです。
dodaに登録すると6種類の適職診断が全て無料で受けられます!
自己分析って改めてやれっていわれてもよくわからないんですよね…
そんな時こそdodaの適職診断サービスを積極的に活用しましょう!
実際に全てやってみると、転職に使えそうなものから正直ビミョーなものまで様々でした…
dodaの6つの適職診断を全てやってみた感想と転職に活用できるポイントを解説します。
関連記事
【登録必須】dodaの特徴・強みとは?転職に役立つ使い方とメリットをわかりやすく解説します
dodaの適職診断とは?
dodaでは転職サイトに登録した人向けに6種類の適職診断サービスを無料で提供しています。
- キャリアタイプ診断
- エゴグラム適職診断
- 転職タイプ診断
- 「自己PR」発掘診断
- 人気企業300社の合格診断
- 年収査定
これら6つの診断サービスが全て無料なんですか!?
求人数の多さや機能の幅広さからdodaは初めて転職する人に便利なサイトです。
転職初心者の悩みや「わからないこと」を解決するのにこれらの適職診断サービスは広く利用されています。
それぞれの適職診断の違い
6つの適職診断サービスは大きく以下の2つに分類できます。
- 正確診断タイプ
- 市場価値査定タイプ
「性格診断タイプ」は複数の志向性に関する質問に回答していきながら仕事の適性や得意・不得意の傾向を分類するものです。
- キャリアタイプ診断
- エゴグラム適職診断
- 転職タイプ診断
- 「自己PR」発掘診断
一方の「市場価値査定タイプ」は職務経歴、学歴、保有スキルといった転職希望者の人材データから転職市場における需要を査定するものです。
- 人気企業300社の合格診断
- 年収査定
性格診断タイプは職種選びや自己PR作成のヒントとして役立ちそうですね
市場価値査定タイプも転職先を絞り込む際の指標として参考になるよ
適職診断サービスを積極的に使うべき人
以下の特徴を持つ人はdodaの適職サービスを積極的に利用しましょう。
- まだ転職活動を始めたばかりで右も左もわからない
- 本格的に転職活動を始めるまえに自己分析を深めたい
- 生まれ持った特性を考慮した上でキャリアチェンジを図りたい
- 初めての転職で本当にキャリアアップできるのか自信がない
- レジュメの志望動機や自己PRを改善したい
dodaの適職診断|やり方・内容・結果の活用方法は?
とにかくやってみないと何もわからない…
ということで、dodaが提供する6つの適職診断を全てやってみました!
6つもやったらけっこう時間かかりませんか?
ペースを決めて少しずつやっていけばそれほど負担にはならなかったよ
dodaそれぞれの適職診断のやり方、診断でわかる内容、結果の活用方法を実体験に基づいて解説します。
サンプルとして私の診断結果もタップして見れるようにしました。
キャリアタイプ診断
6種類のなかで最も転職活動向け自己分析に特化した適職診断がキャリアタイプ診断です。
キャリアタイプ診断のやり方と所要時間
キャリアタイプ診断は志向性に関する質問に最も当てはまる選択肢をガイドに沿って回答していくだけで診断結果を得られます。
制限時間はありませんが、なるべく本能でぱっぱっと回答していくのがポイントです。
120問以上の質問があり、所要時間は10分程度でした。
キャリアタイプ診断でわかること
キャリアタイプ診断では以下の5つの志向性を診断してくれます。
志向性 | わかること |
---|---|
性格・気質傾向 | 積極性、外向性、柔軟性、配慮・サービス性、機敏性、機密性、の6つをスコアで表します。性格・気質の上での強み・弱みがわかります。 |
能力傾向 | 問題解決、学習、行動・実行、処理・対応、状況判断、コミュニケーション、の6つの能力をスコアで表します。診断後の意識づけによってスコアアップできます。 |
行動基準 | 普段のアナタが「相手のニーズ」「自分自身のポリシー」「組織の目標達成」などのうち、何を基準に判断や行動しているのかが分かります。 |
仕事スタイル | 「性格・気質」「能力」「行動基準」を基に、スペシャリストかゼネラリストかなど、あなたに向いている仕事のしかた(スタイル)を示します。 |
企業風土 | 「性格・気質」「能力」「行動基準」を基に、革新的か安定的かなど、あなたに向いている企業・組織の風土・環境を示します |
キャリアアップ診断結果サンプル
エゴグラム適職診断
キャリアタイプ診断よりも性格診断の傾向が強いのがエゴグラム適職診断の特徴です。
エゴグラム適職診断のやり方と所要時間
以下のような志向性に関する質問に対して3択で最も当てはまるものを回答していくことで診断結果が得られます。
質問は50問しかないので5分もあれば十分です。
エゴグラム適職診断でわかること
転職希望者の行動パターンから性格を6つに分類してそれぞれの特徴や適職を提示してくれます。
- 堅実なしっかり者タイプ
- 自由なムードメーカー
- 自己主張キッパリリーダー
- 協調性高い献身タイプ
- 信頼される女将タイプ
- コツコツ努力の頑張り屋
エゴグラム適職診断結果サンプル
転職タイプ診断
人間関係重視?キャリアアップ重視?ワークライフバランス重視?
人それぞれある転職の軸を客観的に示してくれるのがdodaの転職タイプ診断です。
転職タイプ診断のやり方と所要時間
以下のような「仕事で大切にしていること」や「直近の仕事の満足度」に関する質問に回答して診断を進めます。
回答はおよそ5分くらいで完了します。
転職タイプ診断でわかること
転職タイプ診断では以下の2つが分かります。
- アナタの「転職タイプ」
あなたはどんなことを大事にするタイプで、どんなときにやりがいを感じるのか。それを踏まえて、どんな切り口で仕事を探したらいいのか、など、適職探しのヒントが見つかります。 - 「いまの満足度」
現状、仕事のどんなことに満足を感じているのか・不満を感じているのか、をチャートで可視化。満足度の高いポイント・低いポイントが一目で分かります。
転職タイプ診断の結果サンプル
「自己PR」発掘診断
自己PR診断は職務経歴書を自動作成する「レジュメビルダー」と併用することで効果を発揮します。
「自己PR」発掘診断のやり方と所要時間
ガイドに沿って16問の質問に回答すると職務経歴書に書くべき自己PRの下書きが自動生成されます。
およそ5分で簡単な下書きができ、そこからもう少し時間をかけて肉付けしていくイメージです。
「自己PR」発掘診断でわかること
職務経歴書の自己PR欄に何を書けばいいのかわからず苦手な人も多いのではないでしょうか?
「自己PR」発掘診断の成果物は自己PR文章を作るのに必要な時間の大幅短縮です。
「自己PR」発掘診断の結果サンプル
「自己PR」発掘診断 は職務経歴書を作成する一環として使われます。
dodaのレジュメビルダーを使って職務経歴書を作る方法については次の関連記事にまとめました。
関連記事
【超便利】dodaのレジュメビルダーで職務経歴書が簡単に作れる?やり方をわかりやすく解説します
人気企業300社の合格診断
あの人気企業に合格できるかも?
人気企業ランキング上位300社の中から合格見込みのある企業をdodaが診断してくれます。
人気企業300社の合格診断のやり方と所要時間
現在の所属会社、職種、保有スキルといった登録者のキャリア情報を診断フォームに入力して送信します。
あとは、診断結果がメールで送られてくるのを待つだけです。
キャリア情報の入力は5分程度で済みますが、診断結果が送られてくるまでには1週間程度時間がかかります。
人気企業300社の合格診断でわかること
- ソニーやトヨタなど日本の大企業
- グーグルやアップルなどグローバル企業
- マッキンゼーやアクセンチュアなどの外資系企業
自分にこれら人気企業に合格する可能性があるのかどうか査定してくれます。
ただし診断はdoda独自のロジックで行われるため、どのような要素が結果に影響するのかわかりません。
人気企業300社の合格診断結果サンプル
年収査定
dodaの年収査定では年齢・職種・経歴といった基本情報から転職後の想定年収を算出できます。
年収査定やり方と所要時間
年齢、住所、学歴などの基本情報を入力するだけで自動的に適正年収を査定してくれます。
かかる時間はおよそ3分、とっても簡単です。
年収査定でわかること
dodaの年収査定では以下の4つの指標をビッグデータから算出できます
適性年収 | あなたのこれまでの経歴から、適正年収を算出します。 |
年収推移 | あなたの今後30年間の年収推移をグラフで表示します。 |
キャリアの可能性 | あなたに近いキャリアをお持ちの方の、転職事例をご紹介します。 |
求人を探す | 年収査定結果をもとにdodaの求人情報から本当の年収にあった求人情報が探せます。 |
年収査定の結果サンプル
dodaの適職診断をやってみた感想
結論からいうと6つ全ての適職診断をやる必要はないと思います。
確かに、志望動機や自己PRなどレジュメを作りこむ上で参考になる情報もありました。
一方で、適職診断結果を理由に志望業界を変えたり応募企業を見直したりするほどの重要性は感じませんでした。
診断結果はあくまで自己分析の一環として参考程度に利用することをおすすめします
特に役に立った適職診断は?
6つの中で1つだけ選んでやるとしたらキャリアタイプ診断が一番おすすめです。
「性格」「能力」「仕事のスタイル」といった多角的な視点で自分を知れるのでシンプルに自己分析ツールとして優秀です。
特に「あなたに向いている企業風土」はキャリアアドバイザーと共有してカウンセリングに役立てるべき情報です。
例えば私の場合はファミリー感のある企業風土が苦手という診断結果が出ています。
実際に前の職場で「飲み会の多さ」や「縦社会」からなるファミリーっぽい雰囲気に苦しんだ過去もあります…
こういった情報をdodaのキャリアカウンセリングで共有できれば、企業とのミスマッチを減らせるでしょう。
関連記事
【断られた人必見】dodaのキャリアカウンセリングは重要・事前準備のコツや当日の流れを解説します
あまり役に立たなかった診断は?
逆に「この診断結果あまり信憑性がないな…」と思ってしまったのは年収査定です。
年齢や学歴など基本情報は入力しましたが、以下のような収入と関係ありそうな情報はなにも入力せずに査定されます。
- 大学名や大学で専攻していた内容
- これまで経験した職種とその経験年数
- 保有している語学スキル
同じ年収査定であればミイダスの市場価値診断の方が転職に特化した内容で精度も高いと思います。
doda適職診断の感想と活用方法まとめ
本格的に転職活動を始める前に時間をかけて自己分析することは転職の軸を固める意味でも非常に重要です。
給料アップが目的なのか?ワークライフバランスが目的なのか?で選ぶ企業の基準は全然違いますからね
先に転職の軸を固めることが転職後に後悔しないために重要なポイントだよ
dodaの適職診断は参考にはなりますが、それだけで転職の軸を固めることはできません。
キャリアアドバイザーとよく話し合い、自分にとっての最善の道をプロの視点からもアドバイスをもらうようにしましょう。
適職診断の結果を担当エージェントと共有することで更に有効に活用できます。
関連記事
【登録必須】dodaの特徴・強みとは?転職に役立つ使い方とメリットをわかりやすく解説します
コメント